お手紙ブログ» ブログアーカイブ » 過剰なスキンケアはやめようよ!

スキンケア講座のつづきです。



前回は、表皮は老化しないという話を書きました。

長らくシミ・しわ・たるみは老化のサインだと取られてきましたが、

老化だと思われている症状の多くは「長年受けてきた肌ダメージ」の蓄積によるものであり、若い人でもダメージを多く受けた人は、見た目年齢が上に見えるし、逆に年配の人でもダメージを受けてないと、見た目年齢は低く見える。 


で、今回はその「長年受けてきた肌ダメージ」とは何か? という話。



「長年の肌ダメージ」が、しみ・しわ・たるみの元凶です。

歳を重ねる事による「老化」とは直接関係はありません。



と言うことは、がんばれば防げるということですね。



……そして気になる「肌ダメージ」ですが、なんとたった3つだけなんです!

その3つをきちんと対処していれば、余計なしみ・しわ・たるみは防げます。


   

これからひとつづつ、順番に説明していきましょう。



まず最初に、過剰なスキンケアについて。


見た目年齢を上げる原因 その1 過剰なスキンケア



素肌はデリケートでか弱いもの、という常識は、

実は化粧品会社を始めとする、スキンケア業界が長年かかって植えつけた誤ったイメージなのです。



スキンケア業界はありとあらゆるお手入れ方法を考え付き、消費者にあれをやれ、

これをやれ、やらないと老けるぞ!と脅しますが、そうやって肌をいたわるつもりで

かえって肌をいためるケースも多々あります。



具体的にどのようなスキンケアが肌にダメージを与えるのでしょうか?

主に以下の3つが健康な素肌を衰えさせる主な原因です。




1)洗いすぎ & こすりすぎ

2)肌をたたく (パッティング)、 過度のマッサージ

3)過度な保湿




まず、洗い過ぎとこすりすぎについて。



洗わないことや、洗い残しがある事を異様に恐れる人達がいます。



理由を聞くと、

「何となくキモチわるいから」

「すっきりしないから」

といった気分的な理由の他に、



「皮脂が酸化したり、空気中の汚れが肌に悪いと聞いた」

「洗い残しのコスメの油分が酸化して肌にダメージを与えると聞いた」



といった一見、科学的な回答が返って来ますが、本当の所はどうなんでしょうか。



表皮ににじみ出た皮脂は確かに、半日程度で酸化します。 



但し、酸化した皮脂は適度な刺激になって、表皮の奥の方にある顆粒層を刺激します。

この刺激により、新しい細胞が生成され新しい角質層が生成されることになります。



この話はどこかで聞いた事がありませんか?



そうです! 皆さんご存知のあのターンオーバーです。

皮脂の酸化がターンオーバーにある程度寄与しているらしいんですね。



それに、皮脂が多少酸化したところで、体内の抗酸化成分等が対処してくれます。そういった機能がちゃんと備わっているのですね。



そもそも、正常な人間の皮膚からは、毎日のように一番外側の角質層がはがれていくように出来ているんです。 要するに、垢(あか)ですね。 

垢はお風呂にはいる事だけでも非常に良く落ちます。

この垢と一緒に、古くなった皮脂や日中の活動でついた汚れも落ちてしまいます。





…と言うわけで、「皮脂の酸化」は、体の自然なメカニズムの一部。

全く恐れる事はないんです。



あと、「肌は弱酸性」*、と言うことをよく聞きますよね。

肌に住んでる何億もの善玉菌たちが皮脂等をえさにしてお肌を弱酸性に保ってくれているんです。

体の表面を酸性に保つことで、雑菌が皮膚へ進入するのをある程度防いでくれているんです。

せっかく、お肌を守ってくれてる子達のエサの皮脂がないとかわいそうですよね。



(* 注2: だから弱酸性石鹸が良いと言うわけではないんです。 

弱酸性ボディーシャンプーを売る某社の広告戦略に引っかかってはいけません。

この話は又後日。)





そんな事よりむしろ、こすりすぎ、あらいすぎを気にするべきです。



洗顔をしすぎるとなぜいけないのでしょうか?

まず、皮脂をとりすぎてしまいます。 

皮脂は体を守る最前線。

外からの異物の進入を防ぎ、中からの蒸発を押さえる大事な働きをしています。

とりすぎてはいけません。



皮脂は善玉菌たちのエサでもあります。



(どうせクリーム塗るからいいや、と言う人もいるかも知れませんが、なぜ天然のすばらしい保湿クリームを取り去って、わざわざ油脂を塗る必要があるんでしょうか?)



また、こすりすぎて角質層をとりすぎてしまうと、さらに体の水分が蒸発してしまいます。



スクラブ入りのクレンジングが良くないと言われているのにはこういったわけがあります。

また、クレンジング剤は台所の合成洗剤と同じ成分で出来ています(合成界面活性剤)。

メイク落ちは良いのですが、使いすぎると皮脂をとりすぎる危険がありますので、ご注意ください。*



(* しっとりうるおう事を売りにしているクレンジング剤を使った後のつるつる感は、実は合成ポリマーなどで、顔をコーティングすることによって得られるらしいんですね。顔に塗れば、確かにつるつるしますわね。

蒸発を防いでくれるし、合理的で良いような気がしますが、せっかくの天然の保湿成分である皮脂を取り去って、合成ポリマーでコーティングするなんて、なんかキモチ悪いですよね。)



但し、メイクの取り残し、たしかによろしくないですね。 

以前より改善されてはいるものの色素沈着する事もあるようです。 

できるだけ落として寝ましょう。 



ただし、一生懸命こすり落とそうとして、表皮を痛める事に比べれば、多少の落ち残りは害がないでしょう。 (どうせそのうち垢と一緒に落ちますから)

あまり神経質に潔癖症にならないことが大事です。



落ちにくいマスカラや口紅みたいなものでも、オリーブオイルをつけて溶かしてから石鹸で洗えば落ちるはずです。(注:周囲がべたべたするのが玉に瑕。あと、ニキビがちな方にはおすすめできません)

それでも落ちないものもあるかも知れませんが、そもそも、普通のぬるま湯+石鹸洗顔で落ちない、化学の力を使わないと落ちないようなコスメをつかう方が、間違っているのではないでしょうか?



最初の話に戻ります。

こすりすぎ・洗いすぎは「しみ・シワ・タルミ」のうち、「シワ」に密接に関係があります。

バリアを破壊する事により、皮膚が乾燥してしまうのです。

皮膚が乾燥すると、表皮のちりめんじわが増え、

また過度に乾燥が進むと皮膚の奥の方にある細胞が弱ってしまいます。



さらに、過度なマッサージ、パッティングもいけない、と冒頭に書きましたよね。



なぜいけないのか?

皆さんはもうお分かりでしょうか?



マッサージは、表皮に小さな傷を知らぬ間につけて角質を落ちやすくしてしまうという副作用があります。 たとえマッサージによって血行が良くなったとしても、それでは元も子もありませんね。 

かわりにツボ刺激をお勧めします。 

これなら表皮をこすらないから角質を落としすぎることなく血行を促進できますよね。



パッティングについて。

パッティングとは化粧水を手につけてパンパンたたいて、成分を毛穴から浸透させるテクニックです。

確かに、普通に塗るより少しは多く浸透させる事はできる様ですし、血行も良くなりますが、

摩擦で角質層が落ちやすくなってしまい、上記のマッサージと同じ理由でお勧めできません。

その代わりに、化粧水をつけた後にサランラップを巻く方法や、化粧水を含ませたコットンをのせる方法をお勧めします。 はるかに安全にパッティング以上の効果が得られますよ。



ただし、いままで、散々、クレンジングがいけないだの、マッサージするな、パッティングもするな、と口うるさく言いましたが、たま~にやる分には全然OKです!

 

一回くらいマッサージしたからって表皮がずたずたになるわけじゃありません。

むしろ、リラックス効果などを考えると、おおいにお勧めしたいですね。



ふだんのお手入れをキチンと手抜き(?!)していれば 

たまに過剰なスキンケアをしてしまったからといって、

余り神経質にならなくても大丈夫ですよ!



うーん、長くなってしまいましたね。

過剰なスキンケア三兄弟(洗いすぎ、マッサージ、保湿のしすぎ)を三人そろって

今日ご紹介しようと思ってたのに、まだ長男&次男しか紹介できませんでしたね。



と言うわけで、今日みなさんにお伝えしたかった事は、



・洗いすぎ、こすりすぎに注意!

 ・クレンジング剤の使いすぎには要注意 (特にスクラブ入り)

 ・一生懸命あらわないと落ちないコスメは、普段使わない事



・マッサージよりもツボ刺激

・パッティングはやめましょう



・但し、いずれも毎日でなく、たまにやる分には大丈夫です。

皮膚はそんなにやわじゃありません。



という事です。  




どのツボを押したらいいのかは、私は分かりません!

詳しい人に聞いてみてください。



次回は、

過剰なスキンケア第2弾 「保湿のしすぎはなぜいけないのか」、を書きます。

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  1. majomajo

    すごく新鮮なお話しで、勉強になりました。

    スキンケア命、な人なだけにちょっとショックかも。
    化粧品会社に踊らされていたってこと??!!

    お忙しいようですが、久しぶりに又何か書いてくださいね!
    お待ちしています。

    2006 年 10 月 6 日 6:31 PM

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