店長の昔のアトピー治療体験談の続きです。

前回の話はこちら:アトピー性皮膚炎を発症するまで

 

★アトピーを治すまでの道のり。まずは勉強。

医者に行っても良くならないな、とうすうす感づいた私は、まず、この症状について、そして皮膚について学んでみよう、と図書館で調べ物をしてみました。

いろんなことが分かってきました。



まず、本の書き手によって言うことが間逆です。
書き手は大きくわけて、西洋医学系、そして、代替医療系、の人たちです。

※ 代替医療系の人はとにかく西洋医学を否定して、ステロイドをやめろといいますね。
◯◯エキスを飲めとか、この体操をしなさい、とか、水道水が悪いから浄水器をつけろとか、オーガニック野菜を食べろとか、白砂糖がいけないとか、玄米食べよう、だとか。
いろんな健康法があるんだな~と感心。
そんな中でも、民間療法ではない、正統派の中医学(中国の伝統医学、いわゆる漢方)に興味をもちました。

※西洋医学系の人の本は、とにかく皮膚を清潔に保つ、ステロイド・抗生物質を塗る、といいますね。

ありきたりなアドバイスが多いなか、書かれた年代によって、中身がだいぶ違ってきている事に気が付きました。
皮膚科学の分野は日進月歩の様です。
そのなかで何人か特に目を引く研究者を見つけて、アメリカの論文検索サイトなどから論文を取り寄せて読んでみたりしました。
そして、案外、皮膚科医の先生でも最先端の皮膚科学を知らない、もしくは例え知っていても様々な理由(経営上、安全上の理由など?)で実際の治療では実践しない、ということが分かりました。

皮膚科医にはステロイド剤をもらう処方箋を書いてもらうために、たまに行きましたが、抗生物質やらワセリンやらは捨てたり、前のがあるから大丈夫です、と嘘ついたりしてました。
悪い患者ですね(笑)。

 

★中医師に出会う

西洋の皮膚科学の最先端にふれてワクワクしつつも、現実に幻滅した私は、日本橋にある漢方薬局に通って中医学の治療をうけることにしました。

ちなみに、よく、漢方の石鹸とかサプリ、そして一応薬と名のついた漢方薬が売ってますが、ああいうのは本当の漢方治療ではありません。
定期的に漢方医(中医師)の診断をうけて、その時時の体の状態にあったくすりを処方してもらうのが本当の漢方治療です。

私は、中医師のもとに2年間通い、合計3年くらいかけて症状が改善しました。
自己診断では漢方はかえって危険ですが、きちんとした漢方医が近くにいれば漢方はとてもお勧めです。

私は、とてもいい先生に巡りあったのが幸運でした。
東洋医学も西洋医学にも精通していた先生だったので、ステロイドも必要に応じて塗りなさいね、と言ってくれました。

(その先生の名前を教えてほしい、と良く言われるのですが、内緒です。残念ながら何年も前に中国に帰国してしまいました。)

 

★中医学のアトピー治療について

ご参考までに、中医学の治療は、こんな感じです。

毎週一回、中医師のいる薬局に予約をして行きます。
(私はイスクラ薬局の直営店にいっていました)

自分にかかりつけの中医師がいます。
医師は問診、舌診、脈診などをして、その時の症状にあった漢方薬を処方してくれます。

毎週、微調整をして少しづつ薬が変わっていきます。
最初の頃に飲んでた薬と、最後の方に飲んでいた薬は別なものでした。
中には、即効性があるもの(5分で痒みがピタリと止まった!)もあって、漢方はなかなか効き目が出ないという先入観があったので、びっくりしました。

あと、くすりだけではなく、アトピー治療には食事療法や生活改善も伴います。
こちらもくすりと同じくらい(もしくはそれ以上)大事です。

私の場合は睡眠時間をとる、お酒、香辛料や肉類を避ける、などでした。
肌の保湿はもちろん大事ですし、腸内環境も大事です。
(肉類や玄米など消化の悪い物は良くないです。)

大好きだったお酒も1年半、禁酒しました。

★ご注意ください

中医学の訓練をうけていない素人や西洋医が、西洋医学的な知識で診断、処方しても意味がないので、必ず中医師が診断してくれる病院もしくは薬局での処方をオススメします。東洋医学の資格を持っていない医師が、西洋医学的な診断で処方する漢方薬にはあまり期待できないと思います。

健康保険がきいて安上がりなのは助かりますけどね。

私の場合は保険のきかない治療でしたので、毎回3000円くらい薬代がかかりましたが、アトピーから解放されたのは一生の宝と思いますので、安い物とおもいます。アトピーのほかに、疲れやすかったりなどの症状も皆無に。

中医師との相性もありますので、気の合う先生を見つけるといいです(私があった中では、有名な先生でもダメな人もいました)。

鍼灸治療もオススメです。
こちらもちゃんと勉強している先生を捜して下さいね。
ちなみに値段は比例しません、治療費が安くても名医はいますし、高くてもダメなところもあります。
漢方薬局でも鍼灸院でも今まで見た中では、一般に、きれいでおしゃれなところは高いですね。おしゃれでないところがオススメです。

 

★だんだん治ってきて気づいた大事なこと、あれこれ

一年ほど、意識的に治療に取り組んだ結果、だんだん症状がよくなってきました!
そんな中で、どこでどんな治療をうけるか以上に、大事なことがあると思うようになってきました。

それは、
「自分の頭で考えること」 「自分で調べて勉強すること」 「自分の肌の声に耳を傾けること」の3つです。

のちにフルフリを創業することになるのですが、その時もこの3つの考え方が大いに役に立ちました。
大人アトピーになってほんとうに良かったです。
しかも私の敏感肌は、持ち運びできる刺激測定器具で、肌の丈夫な同業者に羨ましがられます(笑)。

…長くなってきましたので、続きはまた次回…

次は、もっとも影響を受けた皮膚科の研究者、私なりのアトピー症状改善法の小ネタ、そしてアトピービジネスの事などについて書きますね。

こちらへどうぞ→ 連載最終回: 肌の声に耳を傾けるということ

trackback http://www.furu-furi.com/blog/wp-trackback.php?p=5532

トラックバック

  1. お手紙ブログ» ブログアーカイブ » アトピー性皮膚炎を発症するまで
  2. お手紙ブログ» ブログアーカイブ » 連載最終回: 肌の声に耳を傾けるということ

コメントをどうぞ

お支払方法詳細はこちら
  • クレジットカード
  • コンビニ決済(前払い/手数料300円)
  • 代金引換 (商品受領時に支払/手数料280円)
  • 銀行振り込み(ゆうちょ銀行/三菱東京UFJ銀行)
配送・送料詳細はこちら

8,000円以上のご購入で送料/手数料オマケ

クロネコヤマトの宅急便
全国一律:500
クロネコヤマトのメール便
全国一律:160
厚さが20mm以下の商品(植物エキス、保湿成分、シルククリ スタル小、サンプルor詰め替え用ファンデ&シルクパウダー)のみをご利用の場合、お得なメール便(送料160円)料金が自動適用になります。
  • 代金引換や日時指定はご利用になれません。
  • 配達事故(たまにあります!)の場合、当店では補償しかねます。あえてメール便を使いたくないお客様は事前にご連絡ください。