29 Sep 2020

猫じゃらしを食べてみた

秋になり、庭が猫じゃらしの草原になりましたADABF90F-E89D-4E54-94EB-985CB66B94FF
猫じゃらしは、粟(アワ)の原種なので食べられるという話を聞きました。
お粥にしたり、炒ってポップコーンみたいにして、そのまま食べたり玄米茶みたいに飲んだりできるそうです。

茶色くなって来たので、収穫して食べてみることに。

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種はすぐに取れます。
フライパンでから煎りしてみます。

ヒゲが食感悪そうですが、から煎りするときに焦げてなくなるので、大丈夫。
ふっと吹くと焦げたヒゲが飛んでいきます。

 

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ごまのように、ピチピチはぜます。
香ばしいかおり。

 

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食べてみますと、、、

うん。意外とうまい!

そうですねー、お茶漬けのもとに入ってる、小さなあられ。
見た目も味もそっくりですね。

食べ物に困ったら、猫じゃらしを食べるのはアリですね。

もちろん、猫と遊ぶのにも最適

猫ちゃんは、葉っぱの方を喜んで食べます。

28 Jun 2020

しあわせきのこ

まいにち雨ふり。
とうとう、きのこが生えてきた。
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街に出て遠くからうちの集落を見ると、いつ見ても雲の中。
キノコ栽培には最適でしょう。

しあわせきのこ、と名付けたよ。これが生えてきたら幸せが訪れる。
根拠はないけど、そういうことにしといた笑

それにしても、この長雨、振り始めると激しいし期間も長い。
ここ何年か毎年こんな感じ。

世界的な気候変動の一環なのかな。

以前から、気象学者たちが言ってきたこと、ようやく身にしみてわかってきた感じ。

しあわせきのこよ。
もう、手遅れなのかな?
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29 Apr 2020

たんぽぽ蜜レシピ

庭にたんぽぽがたくさん咲くので、「たんぽぽ蜜」を作ってみました。味も見た目もハチミツそっくり。かんたんで楽しいので、暇な人はやってみてください。

材料
たんぽぽの花120輪
水300ml
レモン汁1個分
砂糖250g

まずは、クロネコと一緒に、たんぽぽを摘みます。

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数えたら、たんぽぽは120輪でした31E94485-7F71-4202-9F99-F065D605E926

たんぽぽの花をレモン汁を入れた水で10分ほど煮出し、翌朝、花を濾します。320BBF76-DA53-45A2-877D-217F525A5DBF

煮汁に砂糖を入れて煮詰めて、ハチミツぐらいの粘度になったら完成。

瓶詰めにすると長持ちします。 B06CA16A-760E-4BB9-9110-89C82CBFE304

コロナ禍で、自社製品の化粧水に使うミカンの花を高知に摘みに行く旅がキャンセルになったので、その代わりになりました。

 

19 Apr 2020

ネコがいっぱいイスタンブール

今年の1月。トルコ経由のフライトでモロッコへ、アルガンオイルの仕入の旅に行きました。

せっかくの機会なので、飛行機会社に電話してイスタンブールに5日間ストップオーバーする旅程に変更してもらいました。
お正月休み返上で働き詰めだったので、久しぶりに羽を伸ばしました。
コロナウイルスが世界を蔓延する直前に行けて、ラッキーでした。

それにしてもネコが多いのでびっくり。
人の数よりも多いくらいなんじゃないかとおもうくらい。

ボスポラス海峡でふざける猫たち

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僕が泊まっていた港に近い一角ネコ天国。
10メートル歩くと1匹の割合でネコがいました。
本屋はだいたいネコ天国。店の人も客も全然気にしてない風。
ファン・パムクやシャファクなどが並ぶ純文学コーナーで、読書の合間に昼寝する猫。
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街のみんなが餌をあげてかわいがるのでどんどん増えていくようです。

野鳥を餌付けするような感じで、玄関に餌箱を置いてある家が三軒に一軒はありましたね。

「日本では、飼い主がいない猫は、捕まえられて殺されたり手術されるんだよ」と
現地の人に言ったら、
「そんなことしたら、そのうち街からネコがいなくなっちゃうじゃないか!
街がさみしくなってしまう。 猫なんて何も悪いことしないから別にいたっていいじゃない?!」
と、びっくりされました。
来世、何かの因果でネコに生まれ変わったら、イスタンブールを目指すべし。

13 Mar 2020

駅の雑踏で足がぶつかったといって、杖をついたおじいちゃんをつき飛ばす、ひどい若者

新宿駅の雑踏の中、杖をついて歩くおじいさんがいました。

そのおじいさんの杖に、若者の足が引っかかった。
怒った若者は、舌打ちをして、おじいさんを突き飛ばし、スタスタ歩いて行く。

なんて奴だ!

おじいさんはよろけつつも杖を拾って若者を追いかけようとした。

勇敢な爺さん!

でも、これは無益な戦いだ。
それを制止しようとして、とっさに僕の口からでた言葉は、

「大丈夫ですか?!」


おじいさんは我に帰り「大丈夫です」と答えた。

「変なやつが多いから気をつけてくださいね」と僕は言った。おじいさんは、和やかな顔になり、ありがとうと言って去って行った。
やれやれ。若者がおじいさんの杖でボコボコにされるのを救ってやれて良かったよ笑

怒った人を制止する時は、やめろ、と言うよりも、心配してあげる方が効くと思う。我ながら良い対応だった。

13 Mar 2020

アルガンオイルを求めてモロッコ旅3

★アルガンの木について。

アルガンは7年雨が降らなくても枯れない、と言われている、とってもタフな木なのですが、じつはとっても繊細なところもあるようです。

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アルガンの木が生えているのはモロッコ政府が管理しているアルガン特別保護区。アルガンの木は土壌流出を防ぎ、ヤギや野生動物の食糧としてもとても大事なのだそうです。

この施設で働く女性たちには、政府から特別な採集許可が出ています。
アルガンが世界的に人気と言うことで、モロッコ国内はもちろん、アメリカやイスラエルでも、アルガンの木をこぞって植えてみたそうですが、枯れてしまったり、根づいてもどう言うわけだか、なかなか品質の良い果肉のしっかりした実がならないそう。

土壌なのか気候なのか分かりませんが、アルガンはモロッコのアルガン地区でしか、ちゃんと育たないそうです。

砂漠の中に、まばらに見えてるのが、アルガンの木です。IMG_7228

唯一、モロッコの隣国アルジェリアのモロッコ国境に近い狭い地区でのみ、まともなアルガンが育つそうですが、他の地域に移植してみたけど、やっぱり育たないんだ、とのこと。

アルガンって、めんどくさくて、気難しい植物なんですね。

 

★アルガンの収穫について

さらに話を聞いてみると、アルガンの実の収穫も、かなりめんどくさいらしい。

アルガンの収穫期は、6月から9月の夏の期間。

動画:アルガン畑の片隅で、完全にオフシーズンなのに、なぜかなってしまったアルガンの実を発見!


夏の砂漠は日中は50度近く気温が上昇するので、早朝に取りに行きます。とった実は一か月ほど天日乾燥させてから絞りますが、よく乾燥させた実は最高で5年間保存できるので、1年を通じて、殻割りと搾油の作業ができます。

アルガンの実は自然におちるほど熟すまで待たないといけないんです。

熟した実を地面から拾います。
毎日、みんなで手分けをして見回りをしてヤギに食べられる前に先回りしてとります。

市場に出回っている安いアルガンオイルは、ヤギのフンから取り出した微妙な匂いのついたものや、無理やり木から降り落とした未熟な実を混ぜて使っているそうです。そうすると臭いがきつかったりするので、余計、鉱物油など、別な油で混ぜ物をして薄めないといけなくなってきます。
内緒で混ぜ物をする場合もあるし、ラベルをよく見ると、アルガンオイル以外のオイルと混ぜてある場合も多いんです。

動画:油絞りマシーン。熱や薬剤を加えずにゆっくりと圧力をかけて抽出します。


また、大手が出しているアルガンオイルは、精製度合いが高すぎて、色も香りも薄く、肌に良い成分もフィルターで除去されすぎてしまい、アルガンオイルである意味を失っているオイルも結構多いそう。

丁寧にアルガンオイルの製法について教えてくれた施設長さん。
IMG_7192 こういう調査の旅は久しぶり。
いま思うと、地の果てのようなところにまでいってきなあ、と感慨深いです。

最近ではネットで調べれば何でも情報が出てくると言う気がしてきてしまいますが、こういった情報はやはり現地に行かないと分からないものだなー、というのが今回のアルガン産地訪問の感想です。

10 Feb 2020

アルガンオイルを求めてモロッコ旅2

…砂漠を何時間も移動して、ついにアルガンオイル産地に到着!

この採油所は近隣の農村に住む女性たちの自立を支援する団体が運営しています。
作業部屋は、カチカチと石でナッツをたたく音が響きます。
四角い石の台の上にアルガンナッツの殻をのせて、手にした石でたたき割ります。アルガンの実の大きさはだいたいギンナンぐらいかな。
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みなさん、自由におしゃべりしながら、楽しそう。
テキパキ、カチカチ割っていきます。

へー、おもしろそうだなあ、っと関心して見ていたら、

おばあちゃんにグイっと手を引っ張られて
「アンタもここに座ってやってみな」と石を渡されました。

実は、僕はこういうのは得意な方なので、ここは腕の見せ所、とニンマリ。

で、やってみましたが、、、全然できない(笑)

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カチン!とたたいても、
A)割れない。
B)指の間から滑って、殻ごと飛んでいく

のどちらか。

強くたたくと
C)指先をたたいてしまい、痛い思いをする。
D)中のナッツがぐちゃぐちゃに割れてつかいものにならなくなる。

というわけで、A,B,C,Dのループを繰り返すことになります。

デキナイ、イタイ、と泣いてたら、
「へへへーン!」とおばあさん達に得意そうに鼻で笑われる。

悔しいけど完敗です。

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アルガンのタネはどんぐりみたいなんだけど、皮がすごく分厚くて硬い。皮の厚さは1センチ近いんです。こんな硬い殻なので、石で叩いてもなかなか割れない。

それを苦労して割ると、ものすごく小さな、薄っぺらいものが出て来ます。
小指の爪くらい…アーモンドの半分もないかな。

何分もかかって僕が悲鳴を上げながらようやく1つのナッツを割るのに成功するまでの間、おばあさんは鼻歌交じりに10個は割ってました。

ただ、このおばあさんのように、慣れた人がいちにち作業しても、15キロの生の実からこの薄っぺらいの(種子核:仁、梅干しの種の中の白いのみたいなの)がとれるのはせいぜい1キロらしい。
それを絞ると500グラムの油になります。

いやはや大変な作業です。

★フェアトレード

案内してくれた所長さんに聞きました。
「こんな大変な作業、機械でできないものですか?」と。

所長によると、殻を破り種子核を取り出す機械はなくもない。

が、女性たちの仕事を奪ってしまう、という問題以前に、殻や薄皮が混入したりして純度が保てないという問題があるそうです。
(安い、純度の低いアルガンオイルは、殻やゴミも一緒に絞ってるそう。)

目視でないと、虫食いや悪い実をはねるのも難しい。
…なので、そもそも良質のアルガンオイルを搾るには手剥きの方がいい。

写真:選別されたアルガンの仁。手前が痩せた不良品。奥のが採油に使えるOK品。argan_select

社会的地位が低い農村の女性には、現金収入が得られる仕事はほとんどない。
経済力を持つことで地位向上につながる、ということで、王様の支援も受けて、このプロジェクトが発足したそう。

この作業所では、70人の女性が働いていて、組織全体では550人の女性が収穫から製造まで関わっているとのこと。

楽しそうに、作業している姿が印象的でした。

長くなるので続きは、また今度。